1968年のバイク世界一周旅行


あの頃(1964年~68年)私は、



人には、人の数だけの人生がある。
しかし、人生は一度だけである。


この世に生を受けた一人の人間、
私の経験ですが、
今、人生に立ち向かっている
若者たちが生きていく上で、
何かヒントとして、少しで役立てたら幸せです。
また、同じ時代を生きた人々には,
あの頃、何をしていたか
思い出しながら、読んで戴ければ幸いです。


宇宙の年齢は138億年。
それに比べ人間の寿命は、長くても、たかが100年。
なんということだ!
流れ星が右から左へ流れる一瞬のような短い時間、
それが人間の一生である。
それが短いか、長いかは
その人の生き方ではないだろうか。


駅のホームからエスカレーターに乗り、
上りながら何気なく後ろを振り返ると、
多くの人が続いて上がってくる。
前を見上げるともう改札口、
降りるところまでたどり着いている。


エスカレーターは人生に似ている。
若い時は意識しなかった人生の終着駅も、
年を重ねに従い、差し迫ってくると、
自分の人生これでよかったのかと、
ひしひしと感じるのではないだろうか?